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映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』みたいにマッチングアプリで結婚相手が見つかるのか?

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映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』みたいにマッチングアプリで結婚相手が見つかるのか?

本格的な春がやってきて、街では人目もはばからずイチャイチャしているカップルが増えた昨今。暖かくなるのは嬉しいけれど、独り身にとっては冬も春も大して変わらないですよね。

今回は、そんな冬に引き続き心が乾燥している独身ライターが映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』を見て感化されて、なんと独身卒業しちゃったぞ!ってお話を紹介します。

あ、ちなみにこの話はライターの僻みと妬みから生まれた、幻想の話なんですけどね。

※こちらは、妄想記事となります。映画PRや、マッチングアプリの事業者の宣伝等では御座いません。

◆29歳独身、趣味:酒飲みながらマツコ・デラックスの番組を見ること

「この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ」

渋谷のマークシティ前で配られていた、岩井俊二監督の新作映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』のチラシには、こんな謳い文句が書いてあった。

「幸せだらけか・・・」

もう、3年近く恋愛はしていなかった。

29歳になり、周りの友達はほとんど結婚をしてしまい「結婚はしたいと思ったらすればいい」なーんて言って、ごく少数派になった独身女子たちと意地張って酒を呑んだりして。

でも、内心はめちゃくちゃ焦っている。

恋だの愛だの、幸せなんて感じていなさすぎて、それが当たり前になってたし、

1人で家で、缶ビール片手にマツコ・デラックスの番組を観ている時が最高の至福になってきてるし、

あれ?気づいたら私、「結婚出来ない!結婚したい!」って嘆いてるアラサーの先輩たちの仲間になりつつあるんじゃない?

まだ、ビル風が肌寒い、3月の渋谷。

もしかしたら私、一生結婚できないとか?

そんな漠然とした不安が、冷たい空気と一緒にのしかかる。

そんな私が、この「リップヴァンウィンクルの花嫁」のように、あっさりと幸せを手に入れられる日がくるなんて、

あっさりと、お手軽に、ワンクリックで、、、恋人を手に入れられる日がくるなんて。

まだ頭の片隅でも思ってはいなかった。

◆映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』

その次の休みの日、私は『リップヴァンウィンクルの花嫁』を観に行った。

公式HPには、Chara、清川あさみなど、好きなアーティストたちがコメントを寄せていて、ますます私の興味を駆り立てた。

いつもみたいに、ホットドックとメロンソーダを買って品川プリンスシネマの重い扉をあける。1人で来ているお客さんも多くて、なんだか安心した。

ふかふかのイスに腰を落とす。岩井俊二監督の映画を観るときは、メロンソーダとホットドックと決めている。淡い印象の映画に、カラダに悪そうな着色料がよく映えている気がするからだ。

心臓を殴るような爆音の予告が終わった後、なんとも静かに、心にスッとしみ込むような感じに、『リップヴァンウィンクルの花嫁』は始まった。

自然と靴を脱いで、その上に足を乗せる。

その映画は、岩井俊二監督の色らしく、やっぱり淡色で、メロンソーダがよく映えた。

Empty comfortable red seats with numbers in cinema

◆「お見合いサイトで彼氏を見つけた。ネットで買い物するみたいに」

映画の序盤で、こんな言葉を聞いた。

「お見合いサイトで彼氏を見つけた。ネットで買い物するみたいに」

主人公はお見合いサイトで、結婚相手に出会ったらしい。

お見合いサイトというか、FacebookみたいなSNSって感じのサイトで。

それで幸せに暮らしましたとさ、ちゃんちゃん。なんてわかりやすいストーリーは岩井監督映画にはありえない話で、マッチングアプリで出会った相手と早々に破局してしまう所から約3時間の物語が始まっていくのだけれど。

でも最近、SNSだとかマッチングアプリだとか、ネットで知り合って付き合ってる人がいる・・・なんて話を職場の先輩から聞いたような。

本当にネットからの恋愛なんてありえるのだろうか。

帰り道、私はなんとなく、マッチングアプリに登録してみた。インスタグラムと連携しているアプリで、自分のインスタの投稿が公開されるシステム。

もともとインスタに、メンヘラちっくなポエムを載せていたあたし。ちょっとイタイ女と思われるかもしれないと思ったけど、軽い気持ちで登録ボタンを押す。

「まさか、こんなんで結婚できるわけないよね」

そんなふうに考えながらも、もしかしたら心のどこかで期待してたのかもしれない。

◆「月が綺麗ですね」

そのあと、何人かの男の人からメッセージが来た。

とりあえず返信をしてみる。プロフィールの写真がかなり盛れていたためか、なかなか食いつきは良い。

数人と何度かメッセージ交換をしたが、もともとマメなほうではなかったのか、忙しさにかまけてすぐ返事をしなくなった。

しかし世の中には、変わった人もいるもので

「インスタの投稿、素敵ですね」

なんて言ってくれた人がいた。

彼のプロフィールには32歳の公務員、とだけ書かれていて、顔はまあまあ普通。めいっぱいの笑顔なのに、困ったように眉が下がっていてなんだか愛らしい。

「こんなインスタの投稿、めんどくさい女って思うでしょ、普通」

とか思いながらも、誰にも共感されたことのない、この自分でもよく分からない感情を乱暴に綴っただけの投稿を、褒められたことになんだかワクワクを感じていた。

その人とだけは、1ヶ月以上もメッセージのやりとりが続いた気がする。

ある月がキレイな夜。なんの気なしに、「月が綺麗ですね」と月の写真をインスタにあげたら、彼も「月が綺麗ですね」と返信してきて。

もしかして、夏目漱石が英語教師をしているときに「I Love You」を「月が綺麗ですね」と訳したことを知ってて、そう返してきたのかなとか、なんだかいろいろ勘ぐっちゃって。

なんて返していいかわかんなかったから、とりあえずお風呂にでも入ろうと思ったら、彼からダイレクトメッセージが届いた。

「今度、月夜の下で酒でも呑みませんか」

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◆月夜の下、桜吹雪舞う

桜が満開な目黒川を抜けて、私たちは住宅地にある公園へ歩いた。3月にしては暖かい夜。月が都会の間から顔を出していた。

その公園は目黒川とは違って人も全然いなくて。

でも桜がいっぱい咲いてた。

2人でベンチに腰をかけ、ファミマで買った缶チュウハイとビールで乾杯した。風が顔をなぞって、くすぐったい。

彼のことは公務員とだけは知っていたが、どうやら高校の古典の教師らしい。お互いに本が好きという共通点もあり、初めて会ったとは思えないような、この、しっくりくる感じ。

本の話以外には、普段は何をしてるだの、この前カラオケに行っただの、昔の彼氏は変態だっただの・・・どんどん下世話な話しになりつつあったけど、べらべらと内容のないような話しを続けた。

月夜の下、桜吹雪が舞っていたので、

この内容のないような話が途切れてしまうと、なんだかロマンチックな場面になってしまう気がして、照れくさくて。

それまで彼は、うん、うんと頷くばかりだったが、

「ねえ」

一瞬の沈黙の隙に、口を開かれてしまった。

「なに?」

そのとき、始めて彼の顔をちゃんと見たような気がした。

今思えば、彼は少しだけ綾野剛に似ていたかもしれない。

切れ長の一重に、優しい笑顔。

少しだけ長い髪に、桜がひとひら。

「リップヴァンウィンクルの花嫁」の映画の中で、主人公がSNSで出会ったのは綾野剛ではなく地曳豪だったけど、

私はマッチングアプリで綾野剛似の文系男子に、出会ってしまったのか。

「ねえ」

「なに?」

心臓の鼓動が高鳴る。次に彼が何を言うか、私には予想がついていた。

「今夜も・・・月が綺麗ですね」

そういって、彼は困ったように眉を下げて笑った。

Young Couple Kissing on a Bench under the Huge Chestnut .

◆こんな私でも結婚できるなんて

彼と付き合って1年が経って、なんだかんだで結婚することになった。

トントン拍子に話が進んで、あぁ、結婚なんて意外にあっさり出来るんだな、なんて思ってたけど

友達に、「トントン拍子に物事が進むときは、その道が自分にとって正解だからだよ」と言われて少し嬉しくなった。

そして今日は、私たちの結婚式の日。

後から知ったのだけれど、会場は『リップヴァンウィンクルの花嫁』の撮影にも使われた池袋の「アルマリアン TOKYO」。

天井高7メートル、バージンロード12メートルのチャペルの壮大さに惚れて、2人でここに決めた。

扉を開けると、池袋にあるとは思えない、幻想的なそのチャペルの一番向こうに、彼が立っていた。

彼は、初めて見たときと何も変わらない、下がった眉毛の愛らしい笑顔でこっちを見ている。

私は父親の腕に手を添えて、ゆっくりと歩き出して・・・・・・

◆現実と妄想の狭間で

ふと我に返る。・・・気がついたらパソコンの前で二時間も経っていた。

缶ビール2本とストロングを空にしながら、酔った勢いにまかせてこんな妄想小説を書いてしまいましたが、もちろんフィクションです。そんな簡単に結婚出来たら苦労してないっつーの!

実は、最近話題のさえりさんの妄想記事に影響を受けてしまい、妄想癖がついてしまった筆者。

「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観たというのは本当。ただ、マッチングアプリに登録してるのに、未だ「月が綺麗ですね」なんて言ってくれる文系男子は見つかっていません!

そういえば、いつになったら結婚するの?そう言わんばかりに、母親から地元の友達の子供の写メが送られてきたのは、一昨日の夜だったなあ。

かあちゃん。私は今日も1人缶ビール片手に、どうやったら結婚できるのか、イメージトレーニング中だよ。

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